◎           「鎌倉殿の13人」ゆかりの 歌津 三嶋神社             ◎

歌津・三嶋神社公園の参道と鳥居
歌津・三嶋神社公園の参道と鳥居

『鎌倉殿の13人』由縁の三嶋神社縁起

 

【源平の合戦後と伝わる】

名足の仲向と馬場の上城や三浦一族の伝えによると、源平の合戦の後、鎌倉から船に馬を積み一族郎党32人で北上し泊浜に上陸して岩石家(屋形)の代官を置いたあと、伊里前湾に入り「鎌倉から来たので、これから三浦家が支配するよう」申し渡したが、牧野氏が従がわず、戦となり我が家が勝ったので、戦勝祝いに伊豆の三嶋大社から勧請してきた「三嶋様の分霊」の巻物を背中に担ぎ、階段を登り安置する儀式をした。

 

 

これが「三嶋様勧請縁起」の状況を示す伝説で仲向の家系図が「三嶋様の巻物」と同文で『宮城懸史』にあり。

 

                                                                            【三浦一族歴史顕彰会

 

旧角萬・水門あたりからの三嶋神社鳥居
旧角萬・水門あたりからの三嶋神社鳥居

愛媛県の「大三嶋神社」は延喜式によると「大山祇」(山神)を祀る神社で航海の安全や海洋産業にかんする神様です。

 

その分霊の伊豆の「三嶋大社」も「大山祇」を祀り、さらに「愛染明王」も祀る、恋愛の神様・縁結びの神様です。

 

愛染明王はキリスト教と同じ「愛」の神様です。

 

歌津の三嶋様もその分霊でかつて歌中生のデートコースでした。お参りして結ばれた方々も大勢います。

 

かつてこの辺りには歌津劇場という映画館や歌津大橋が、海に架かり町向かいに通じる大水門もありました。

そして、荷揚げ場と大謀網の網元「角萬」がありました。角萬も三浦氏で泊浜の大謀網「東」も三浦氏です。

 

三嶋神社の岬で歌中卒業間際に仲間たちと
三嶋神社の岬で歌中卒業間際に仲間たちと

三年生の秋でした屋体の工事があり、部活が出来ないので、この三嶋様の中で柔道の練習をしたことがあります。

 

確か階段が93段かで下から兎飛で登り降りしました。休憩に恋バナとなり主将の茂喜さんに彼女がいると盛幸さんがバクロしました。

 

その名前のヒントが海にある物ということで、皆で答えを探し、結局、海苔→典子さんと判明し、みんなで大笑いとなりました。

 

そんな青春のひとコマでした。三陸の鎌倉・小京都歌津こんな曲が流行っていました。

 

写真は歌中を卒業する二月の最後の試験を終えた日に、三嶋神社の岬に行きました。足元には数日前に降った雪が白く残っています。

 

歌中青春グラフティーの、最後の一枚となりました。私のすぐ後ろが、小野寺次男君と、その後ろが、三浦清一君です。

 

彼は雪玉を握ってます。ほかには英夫君と元己君もいたはずですが、写ってないようです。

みな精一杯の熱い青春を謳歌して卒業しました。それらの多くは「Don・Vito青春記」に書いてあります。お楽しみ頂ければ光栄です。

 

三嶋様の岬と第二堤防
三嶋様の岬と第二堤防

卒業式のあと岬の下の岩浜、第二堤防の辺りに港組5〜6人とマコト君が、ウイスキー角をラッパ飲みして3分の2まで飲み込むと、鯨のようにピューと吹き出しました。豪快な飲みぷっりでした。

「鎌倉武士ノ末裔」そのものでした。

三嶋神社は「夏草や強者どもが夢の跡」と芭蕉が詠んだ平泉での「義経追討・奥州合戦」の戦功で三浦ノ義澄が源ノ頼朝(鎌倉幕府)から拝領した土地に三浦氏が移住して創建した神社です。牧野氏は我が家の代官として、先に派遣されて駅逓信や行政、年貢を取り立て鎌倉に送っていました。

三陸のご馳走 歌津干鮑 「おもてなし」
三陸のご馳走 歌津干鮑 「おもてなし」

次の周遊コース

 

ナウマン発見の皿貝貝塚歌中・南三陸民族資料館三嶋神社平成の森公園歌津魚竜館館崎城跡泊崎馬場上城公園名足仲向本陣跡→田ノ浦梶原館神社から国道45号線に出て左の石巻方面に戻るか、右の気仙沼方面に行くか考古学や歴史の週遊が出来るコースです。

 

山ノ手には田束山や樋ノ口の大杉、穴滝・蜘蛛滝や払川ダム→中在の歌津仇討物語→源ノ頼朝の侍女・亀ノ前の墓→頼朝の愛馬・池月の墓も有ります。

さらに

 

 

 

◎ 震災後伊里前小学校に、平成天皇が見舞われ御制なされて翌年の「歌会始」で詠まれた歌碑も建立の予定。

 

◎ 御制  津波来(こ)し 時の岸部は 如何なりしと 見下ろす海は 青く静まる  平成上皇陛下

 

皆様方のご来行を「鎌倉武士の末裔」が心より熱烈歓迎でお待ちしております。

 

ナショナルジオグラフィック    三陸のごちそう! 

 

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