和風干鮑「おもてなし」の作り方
楽しい干鮑料理「おもてなし」に挑戦してみましょう
と言うことで鮑の基礎知識から入りましょう。いま、鮑で有名なのは宮城県では牡鹿半島から気仙沼市唐桑町までの物が名の通ったものです。その中で南三陸町歌津の泊半島から港にかけての海域で取れるものが最上で出色です。
国際的には岩手県の吉浜から産出する「キッピン鮑」が江戸時代から「干し鮑」として有名でした。これは「干しナマコ」と共に俵に詰められ長崎の出島から中国に送られ、中華料理の原料して貴重な外貨稼ぎのもとでした。こちらは岩手沿岸が市場から遠かったので乾燥物に加工して販売しました。
それに比べ南三陸産の物は仙台や石巻、気仙沼などの巨大な市場が控えてたので、多くは刺身、寿司ネタなどの生食でした。
ちなみに戦前は天皇陛下への献上品として有名で、取りに行く時は斎戒沐浴して羽織袴姿で漁をしたそうです。また、人選も大変で鮑に傷を付けないよう腕の確かな者でなければならず、同級生の善昭さんの義理の祖父や元巳君の父がその名誉にあずかったと父から聞きました。
南三陸町歌津馬場港産の新鮮で大きな鮑です
大きな鮑です 新鮮な鮑をひと茹でする 貝殻から外して寒風で干す
干すと縮みます 温水を加えて柔く戻す こんなに戻ります
サラダ油とバター 特製ソースを加える 大二個を素早くソースに絡む
椎茸をソースに絡む 小五個も絡む 素早く揚げる
詳しい作り方は以下アマゾンのキンドルでどうぞ